成美堂出版テツドウジャーナル 発売日：2014年02月21日 予約締切日：2014年02月17日 AB 16499 JAN：4910164990443 特集:大阪環状線の今と明日 ・大阪環状線の現在 そしてこれから ・大阪環状線の車両基地、森ノ宮 ・準備が進む C58 239「SL銀河」 ・イタリアの名車ペンドリーノ ETR450 健在 大阪環状線は一周21.7km、全19駅のうち13駅で他の路線と結節する大阪都心の交通ネットワークのまとめ役的存在ですが、現在は時間帯によって各駅停車の環状運転電車よりも、周辺線区から乗り入れる3ドア転換シートの快速電車の方が多いという運行形態に特徴が見られます。 各駅停車で一周40分、その間に大阪城や下町の街並み、高層ビルから湾岸に近い工場地帯と車窓は変化に富み、特急電車とすれ違うこともあり、簡単に通り過ぎるには惜しい「深い」路線といえます。昨年から、大阪環状線改造プロジェクトがスタート、これによって2017年度末までに路線全体のイメージアップが図られることになりました。環状線電車に乗ってさまざまな話題を拾いつつ、現在と近未来の大阪環状線の姿をさぐりました。 また、大阪環状線に乗り入れる路線や接続路線を走る快速電車の運転状況、吹田総合車両所森ノ宮支所と名称を変えた環状線電車の車両基地、環状線のループを南北、東西に貫く地下鉄御堂筋線と阪神・近鉄線のレポートなどで構成しました。 今春には晴れて運転開始予定の釜石線「SL銀河」と、ひとあし早く長野新幹線での営業運転が決まったE7系の試運転風景など、見逃せないニュースも掲載。海外編はイタリア往年の名車ペンドリーノ、ETR450の現況をレポートします。イタリアの高速化に先鞭を付けた車両で、先ごろデビュー25年を祝うイベントが行われました。 そのほか、好評連載中の「失われた鉄路の記憶」「第三セクター地方鉄道」「歴史的橋梁を訪ねて」など。そして、今のところあまり大きな話題にはなっていないものの、昨年暮れ近くに成立、公布された「交通政策基本法」について、その経緯、背景などを詳しく紹介しました。交通政策に関する基本理念と施策の基本となる事項を定めたもので、地域交通の維持・再生の観点から今後の施策や運用が注目されるところです。 表紙写真は、大阪環状線で引き続き活躍中の103系電車です。 雑誌 趣味 鉄道

鉄道ジャーナル 2014年 04月号 [雑誌]

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