花房観音 大洋図書オンナノタビ ハナブサカンノン 発行年月：2023年03月17日 予約締切日：2022年12月20日 ページ数：306p サイズ：単行本 ISBN：9784813022916 花房観音（ハナブサカンノン） 1971年兵庫県生まれ。2010年『花祀り』で第一回団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。官能小説やホラー小説、エッセイほか執筆活動の傍ら京都観光のバスガイドを務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） なんば　ずっと男が怖かったのだということを、女性とセックスして思い出した。／広島　人生は思い通りにならない。けれど、それが不幸だとは限らない。／渡鹿野島　あんたたちだって、セックスしてんだろ？セックスして生まれてきたんだろ？／加太　セックス、性欲は私にとっては自分の人生を破壊した罪悪だった。／岐阜　彼女は誰のものにもならないまま、あるとき、永遠に皆の前から消えてしまう。／十三　当たり前に「若い女」を享受している人たちとは、違う世界に生きているから。／彦根　社会からこぼれ落ちた、まっすぐ生きられない人間ーそれは、私自身だった。／六本木　痛めつけられたい、虐められたい、支配されたい。好きな男になら、何をされてもいいと思っていた。／五条楽園　赤は女の色だ。毎月血を流す度に、そう思う。子も産まぬのに、まだ、血を滴らせている。／山形　死の匂いが漂う場所で、自分が生きていることを確かめているのだろうか。〔ほか〕 性と、死と、生とー女ひとり色街を彷徨う。ただ、男が必要だ。愛や恋などではなく。日本全国ディープ案内。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(日本）

女の旅 [ 花房観音 ]

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