＜p＞あり得たかもしれない人生の中で、なぜ、この人生だったのか？＜br /＞ 『マチネの終わりに』『ある男』 『本心』の平野啓一郎、10年ぶりの短篇集。＜/p＞ ＜p＞些細なことで、私たちの運命は変わってしまう。＜br /＞ あり得たかもしれない幾つもの人生の中で、＜br /＞ 何故、今のこの人生なのか？その疑問を抱えて＜br /＞ 生きていく私たちに、微かな光を与える傑作短篇集。＜/p＞ ＜p＞収録短篇の内容＜br /＞ 「富士山」 ── 結婚を決めた相手のことを、人はどこまで知っているのか。＜br /＞ 「息吹」 ── かき氷屋が満席だったという、たったそれだけで、生きるか死ぬかが決まってしまうのだろうか？＜br /＞ 「鏡と自画像」 ── すべてを終らせたいとナイフを手にしたその時、あの自画像が僕を見つめていた。＜br /＞ 「手先が器用」 ── 子どもの頃にかけられた、あの一言がなかったら。＜br /＞ 「ストレス・リレー」 ── 人から人へと感染を繰り返す「ストレス」の連鎖。それを断ち切った、一人の小さな英雄の物語。＜/p＞ ＜p＞『富士山』特設サイト k-hirano.com/mt.fuji/＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

富士山【電子書籍】[ 平野啓一郎 ]

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