教育のことばを問い直す 今津 孝次郎 新曜社イジメギャクタイタイバツヲソノヒトコトデカタラナイ イマヅ コウジロウ 発行年月：2019年10月11日 予約締切日：2019年09月26日 ページ数：272p サイズ：単行本 ISBN：9784788516519 今津孝次郎（イマズコウジロウ） 1946年、徳島県生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学、博士（教育学、名古屋大学）。三重大学助教授、名古屋大学教育学部助教授、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授、英国オープンユニバーシティ及びロンドン大学キングスカレッジ客員研究員、名古屋大学教育学部附属中・高等学校長を歴任。現在、名古屋大学名誉教授、愛知東邦大学教授。専攻は、教育社会学、学校臨床社会学、発達社会学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序　教育を語る「ことば」の乱雑さー「児童虐待」の論じ方／1　教育を語る「ことば」に注目するー「教育言説」の視点（「教育言説」という視点／「心の教育」という言説／「体罰は必要だ」という言説）／2　「ことば」を通して教育問題を深く捉えるー「いじめ」問題の問い直し（子どものSOSサインを見逃し続けた40年／「いじめ防止対策推進法」の意義と限界／平仮名三文字で「いじめ」問題を語らない）／3　教師と学校組織を見つめ直す「ことば」ー「協業」としての教職をいかに創造するか（「青年前期」の子どもに「寄り添う」教師／教員の「ストレス」と対処法としての「協働性」／「チーム学校」の光と影）／結　教育言説とエンパワーメント いじめはあってはならないーしつけをしただけ、虐待ではないー体罰は必要だー「ことば」は暗黙のうちに一定の意味や価値判断を帯びている。教育問題をめぐる「ことば」の曖昧さが、問題を深く掘り下げる妨げとなる。「ことば」を吟味し、答えよりも問い方を問わねばならない。教育に責任のある大人のエンパワーメントのために。 本 人文・思想・社会 教育・福祉 教育心理

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