岩波現代文庫　文芸190 渡辺 保 岩波書店モクアミノメイジイシン ワタナベ タモツ 発行年月：2011年09月16日 予約締切日：2011年09月15日 ページ数：400p サイズ：文庫 ISBN：9784006021900 渡辺保（ワタナベタモツ） 1936年東京に生まれる。58年慶応義塾大学経済学部卒業。演劇評論家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 小団次の死の真相／第1番目（飛鳥山の街頭演劇ー「朝茶の袋」／七代目団十郎の「江戸」ー「閻魔小兵衛」／小団次との出合いー「忍ぶの惣太」と「天日坊」／「西洋」小団次ー「正直清兵衛」／女装の男たちー「忍ぶの惣太」「三人吉三」「弁天小僧」　ほか）／明治維新、黙阿弥五十三歳ー田之助狂死／第2番目（「西洋」の発見ー「東京日新聞」と「繰返開花婦見月」／「名誉毀損」事件ー「西南雲晴朝東風」／演説師楠石斎の秘密ー「霜夜鐘十字辻筮」／蕎麦屋の間取りー「天衣紛上野初花」／招魂社の風景ー「島鵆月白浪」　ほか）／近代とはなにかー永井荷風「紅茶の後」 河竹黙阿弥にとって明治維新の意味とは何であったか。彼の作品の「江戸情緒」や「江戸趣味」は本物か、「島鵆月白浪」の背景に存在する招魂社の意味は何か。明治維新以前の小団次らとの協働の検証と維新以後の散切物の読み込みを通して、黙阿弥こそが日本の近代演劇の始祖であると主張し、演劇史の書き換えを要求する刺激的な評伝。 本 人文・思想・社会 文学 戯曲・シナリオ 文庫 人文・思想・社会 文庫 エンタメ

黙阿弥の明治維新（岩波現代文庫　文芸190） [ 渡辺保 ]

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