●品種特性 チングルマは、本州中部以北、北海道、千島、樺太、アリューシャンにかけて分布する矮小灌木です。緯度が高くなる（北に行く）ほどに低地にも生育していますが、基本はやや湿った草原に生える高山植物です。 主幹から地を這うように次々と枝を出してマット状に広がります。雪解けとともに芽出しが始まり、細かく切れ込んだつやのある羽状複葉を広げます。夏も近づくころには芽の中心から花芽を伸ばして、黄色い葯の目立つ白いウメの花に似た5弁花を開きます。花が終わるとやがて長い毛のあるタネが実ります。この長く伸びた毛が風にそよぐさまを稚児の風車に見立ててチングルマと名づけられたといわれています。タネはやがて風に飛ばされ、秋を迎えて葉は赤橙色に紅葉します。やがて落葉し、長い冬を雪の中で過ごし春を待ちます。 意外に成長の早い植物で、高山性矮小灌木のなかでは比較的育てやすく人気があります。 ●用途・性質 ・用途：鉢植え ・花径：2～3cm ・草丈：約20cm ・性状：落葉低木 ・耐寒性：強 ・耐暑性：強（高温多湿は嫌う） ・耐陰性：弱 ・学名：Sieversia pentapetala ・別名：チゴグルマ（稚児車） ・和名：チングルマ（珍車） ・原産地：本州中部以北、北海道 ・科名：バラ科 ・属名：チングルマ属 ●育て方の目安 初春 春 初夏 夏 秋 晩秋 冬 ・購入期 ・日当たり 半日程度の陽射しが必要 ・開花期 ・肥料・庭 ・肥料・鉢 ・とりまき ●難易度 初級者 3枚目の写真がお届け苗例です。 商品が植物という特性上、季節によって大きさや色合いが違う場合がございます。 輸送中に若干葉痛みする場合がございますが成長には問題ありません。　以上ご了承下さい。 なお、輸送中の転倒事故はご連絡下さい。●植え込み事例&nbsp; &nbsp; 登山時に撮影しました。 ●苗が届いたら ●鉢植え（日当たり：半日程度の陽射しが必要） 排水の良い市販の山野草培養土を使用して、お届けポットサイズより1回り大きな鉢に植え込んで下さい。 おすすめ培養土はこちら&gt;&gt;GO ●肥料 一株に対し、小さじ1杯が目安です。液肥との併用は禁物。おすすめ肥料はこちら&gt;&gt;GO ●水やり 水を好みますので毎日たっぷり与えて下さい。（注意、夕方は与えないで下さい） ●その後の管理 ●水やり 鉢植え：水を好み乾燥を嫌うので、1日1回たっぷりと与えます。春と秋は朝、夏は夕方以降に与えるのがよいでしょう。冬も乾いていたら用土が湿る程度に水やりします。 ●肥料おすすめ肥料はこちら&gt;&gt;GO 4月下旬から6月下旬と9月下旬から10月下旬に、1ヶ月に1回の割合で置き肥します。夏と冬は施しません。また、春の芽出し後と、秋に1回ずつ置き肥をすると効果的です。 ●剪定 強く伸びた枝は草姿を乱すので切り取ります。 ●鉢上げ 冬から春先にかけて鉢上げを行って下さい。1回り大きな鉢に上げて下さい。 一気に大きくする夏に蒸れやすくなります。ご注意下さい。

【チングルマ属】チングルマ（珍車）3号ポット

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