文春新書 奈倉 有里 文藝春秋ロシアブンガクノキョウシツ ナグラ ユリ 発行年月：2024年05月17日 予約締切日：2024年05月16日 ページ数：384p サイズ：新書 ISBN：9784166614578 奈倉有里（ナグラユリ） 1982年東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業。著書『夕暮れに夜明けの歌を』（イースト・プレス）で第32回紫式部文学賞受賞、『アレクサンドル・ブローク詩学と生涯』（未知谷）などで第44回サントリー学芸賞受賞。訳書に『亜鉛の少年たち』（スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店、日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞）ほか多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） シラバス・初回ガイダンス／大通りの幻ーニコライ・ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』／仄暗い森のなかーアレクサンドル・プーシキン『盗賊の兄弟』と抒情詩／孤独な心のひらきかたーフョードル・ドストエフスキー『白夜』／距離を越える声ーアレクサンドル・ゲルツェン『向こう岸から』／悪魔とロマンティックーミハイル・レールモントフ『悪魔』／布団から出たくないーイワン・ゴンチャロフ『オブローモフ』／恋にめちゃくちゃ弱いニヒリストーイワン・ツルゲーネフ『父と子』／土埃に舞う問いーニコライ・ネクラーソフ『ロシヤは誰に住みよいか』／やり直しのないこの世界ーアントン・チェーホフ『初期短編集』／心の奥の多声ーマクシム・ゴーリキー『どん底』／温室の夢ーフセヴォロド・ガルシン『アッタレア・プリンケプス』ほか／よみがえるときまでーレフ・トルストイ『復活』／成績評価ー夏休みの名探偵？ 戦争のさなかで、文学を学ぶことになんの意味があるのか？社会や愛をどう語れるというのか？読者を作品世界にいざなう不思議な「体験型」授業を通じて、この戦争の時代を考えるよすがを教えてくれる青春小説にして異色のロシア文学入門。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(外国） 新書 その他

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